北海道の南西部、日本海を臨む町、江差。
天然の良港に恵まれたこの地には、江戸期から明治期にかけてニシンの加工品やヒノキ材を求める北前船が本州から訪れ、「江差の五月は江戸にもない」と謳われるほどの繁栄を極めました。
かつての栄華を伝える街並み「いにしえ街道」、北海道最古の歴史を有する「姥神大神宮渡御祭」、民謡「江差追分」に代表される郷土芸能など、北前船交易による繁栄は、江戸時代から伝承されている文化とともに、今でもこの地域に色濃く連綿と受け継がれています。
かつて、江差町に実在した「繁次郎」という“とんち”の名人がモチーフ。
民謡「江差追分」をこよなく愛し、手にはいつもマイ尺八を携えている。2012年に「江差追分全国大会」第50回を記念して公募、決定した江差のマスコットキャラクターです。
近隣で唯一、漁を行っている紅ズワイガニを始めとした日本海の海産物と、北海道の大地が育む農産物、季節ごとの旬の味覚が盛りだくさん。春はサクラマスにアスパラガス。夏はウニ。秋は鮭、いくら、メークインにお米。冬は日本海の天然エビ。冬の保存食「豆漬け」や最古の糸切り羊羹といわれる「五勝手屋本舗の丸缶羊羹」、伝統の「ニシンそば」など歴史が育てた美味も魅力です。
町には、江戸時代の情緒を残す町並み「いにしえ街道」や幕末の戦艦を復元した「開陽丸記念館」、自然と歴史を体感できる「かもめ島」など、見どころもいっぱい。8月に催される「姥神大神宮渡御祭」では、豪華絢爛な13台の山車が町を練り歩きます。
江差は小さな町です。大規模な農漁業者も工場もないため、大量の品を廉価で提供することはできません。しかし、小さいからこそ、一つ一つの品に丁寧に手をかけ、細部にまで目を行き届かせることができます。そんな江差町自慢の、自信を持っておすすめできる「エエ品」を、お礼の品としてご用意しています。
人口 | 6,646人 |
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面積 | 109.48 km2 |
世帯数 | 3,996世帯 |
公式サイト | https://www.hokkaido-esashi.jp/ |
観光情報サイト | https://esashi.town/ |
北海道南西部に位置し、年間を通じて良風が吹く町、江差で取り組む再生可能エネルギーをご紹介します。
江差グリーンエナジー株式会社は、江差ウインドパワー社(江差町などが出資)が2001年より運営していた風力発電所(21,000kW)を2021年に引き継ぎました。
2001年からの運転で得られた知見を基に、より効率的な発電ができるようリプレイス(GE社製 定格出力4,200kW×5基)を行ない、2023年2月に運転開始しました。
江差町の貴重な資源である風を、地域の方々の理解を得ながら、再生可能エネルギーとして有効に活用されております。
名称 | 江差風力発電所 |
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所在地 | 北海道江差町泊 |
定格容量 | 21,000kW |
運転開始時期 | 2023年2月 |
江差グリーンエナジー株式会社は株式会社ジェイウインド(電源開発株式会社100%出資)とシン・エナジー株式会社が出資する企業となります。本事業には環境省の関連するグリーンファイナンス推進機構からの出資も頂いており収益の一部は地域貢献活動に利用されます。
また、電源開発とシン・エナジーは北海道石狩地区においても2024年3月に同規模の風力発電所を運転開始しております。